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2023/11/08

「経営改善:基準とデータと施策(行動)と評価」

会社内では日々色々な数値データが蓄積されています。

数値データだけでなく、経験値も実は日々蓄積されていきます。

人は、この瞬間が一番若いのですから、一日が過ぎるだけで「何の変哲の無い一日」の時間という経験値が蓄積されます。

これが無意識のうちに自らの自我に影響を与えることは間違いありません。

変化の激しい昨今では、「不安」という名の怪物が少しずつ成長しているかもしれません。

これは、ある意味で人格を持っている(法人格)企業にも言えるでしょう。

企業は組織として成り立っていますので、個々人の経験値(暗黙知)はなかなか表には出てきません。

故に、見える形での情報蓄積が必要となります。

規模の大小に関わらず、実績データという名前の数値情報が日々積上げっていくのです。

それが、経営判断のベースとなります。

「数字に基づいた経営」

問題は、「現状を正しいとして蓄積した数字データからどのように経営改善のネタを見つけるのか?」ということです。

無論、過去の数値から明らかに乖離した数値がでれば、それは異常でしょう。

決算数値分析を、過去3年~5年程度並べながら数値の推移を確認することは確かにあります。
多くの企業ではこのような数値分析さえできていないのが実態かも知れませんが、ここに大きな問題が隠れています。

まず一点、決算が確定するのは期末の2~3ヵ月後、月次ベースでも締められた1~2か月後、要はかなり過去の結果値に過ぎないということです。

次に、予実対比がどの程度出来ているかということです。

勝った(予算達成)、負けた(予算未達)で終わっていませんか?

数値とは企業内の活動の結果を共通のモノサシ(判断基準)に翻訳したモノとも言えますが、数値自体を直す(弄る)ことは出来ないという当たり前の事実を多くの経営者が認識しているでしょうか?

数値とは活動の結果、即ち企業毎の仕組みに基づいた施策の積上げが数値という代用特性値に集約されているのであり、多くは実績の積上げに過ぎないということです。

本来、直すべきは仕組みと行動(施策)、それには(当面の)あるべき姿という基準を持った上で、その基準に対して実績を評価するための数値が必要なのですが、正しい評価基準がない(曖昧な)状態で実績値を検証しようとして、逆に問題を見え辛くしてしまいます。

特に変化点の多い昨今、古い基準が使い物にならなくなっているにも拘らず、実績値を積み上げて良かった悪かったと騒いだところで、本来取組むべき課題は見えてきません。

生き残りを掛けた激変期の今、基準の更新が切に望まれます。

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