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2025/11/12

「5S」を仕組む意味 「5S」とは? ⑤ 企業体質改善に向けた「5S」の効果とは?:組織文化の変革(良い組織文化の醸成)

「5S」の目的
① 【売上を増やして、コストを下げること=収益改善】
② 【組織文化の変革(良い組織文化の醸成)】                

1、【組織文化の変革(良い組織文化の醸成)】効果とは

今回は、「5S」のふたつめの目的についてのお話です。
「5S」に込められている、【基準・標準を仕組み的に更新する】機能は、会社自体の体質を変えることに繋がります。
継続性を仕組むということは、変えることを許すというある意味【更新許可証】を会社のルールの中に織り込むことです。
日本の多くの企業が、この変化への対応で四苦八苦しています。
この状態を鑑みると、「5S」とはなんとお手軽に役に立つ「ものの見方・考え方」であるかと改めて感じます。
それにしては、適切に使いこなされていないので、勿体ないとも。
本来、会社の基礎体力向上=変化に対応し得る、【良い組織文化の醸成】も繋がる継続的な訓練を仕組める「ものの見方・考え方」なんですが。

これまでお話した通り、「整理」も「整頓」も【良い組織文化の醸成】に直結しますが、今回は「清掃」に着目してみます。
「5S」に取組むふたつめの目的である【組織文化の変革(良い組織文化の醸成)】に、「清掃」は大きく関わっています。
ますは、モチベーションアップに効果が大きいということです。
その理由としては、  
1、清掃は、やれば必ず変化が目に見えます。(即ち、結果が出るということです。)
2、目に見える変化というのは、確実にきれいになるという結果がでるということです。
3、結果が出るのですから、上司は部下を誉める機会を得られます。
(部下は誉められる機会)
4、誉める、誉められることは、どちらもモチベーションのアップにつながります。
 (誉めることが出来た上司側の方にこそより大きな効果があったりします。)
 (人は叱る、怒ると後で凹むことは皆さん経験されているでしょう。)
5、モチベーションのアップは、きっかけが掃除だけに、日常の訓練の場として周囲の小さ
な変化にも注意が向き始めます。 
= 変化に対する感性アップ 

何処まで行っても、会社を動かすのは「人」です。
そして、人には感情があります。
気持ちよく働いてもらうための環境整備は欠かせません。

そして、外部環境は常に変化し、その変化に職場は間違いなく影響を受けます。                                                         
職場は、常に変化します。
故に「清掃」、職場のケアというメンテナンス機能を入れ込むことは効果的です。故に「清掃」、職場のケアとうメンテナンス機能を入れ込むことは効果的です。
今回は具体的な「清掃」を例示させていただきましたが、保全基準は職場でも有効です。
・ 清掃 ほこりやゴミなどの不要物を、室内や機器などから取り除き
=整理
衛生的な環境(安全に、楽に、正確にできること)を整備して
=整頓
人の健康を守ったり、機器の正常な動作を確保すること
=保全(メンテナンス)
等という意味を内包していますので。
・ 給油 機械には給油でしょうが、人間環境にも潤滑油は大切
=コミュニケーション等
・ 点検 基本的には基準に対しての変化点の有無の確認、有った場合は当然対処
日常点検
定期点検
=C(チェック)-A(アクション)
人の場合は、「人に仕事を付けない」ように、定期的な第三者チェック
・ 交換 設備や治具ならば不具合箇所は正常化のため交換が必要
人の場合は、「人に仕事を付けない」ように、標準化とダブルキャスト化
     
このように考えると、職場への保全基準の必要性が見て取れると思います。

2、振返りの仕組み化としての「5S」

「振返り」とは仕事の整理です。
その日、その期間に経験したことから、何が良かったか、何が悪かったかを頭の中でリプレイしながらその経験を自らの「知見」に昇華する取組みと言えます。
頭の中だけではありません。
実際に、
「目的(やるべきこと)」を前提に、
「計画(目標:当面のあるべき姿)」-「施策(行動:実施)」-「結果評価(良かった、悪かった、何故良かったのか悪かったのか、どの程度良かったのか悪かったのか?)」-「改善=標準化」と考えると、P-D-C-Aサイクルの出来上がりです。
可能な限りショートインターバルでこのサイクルを繰り返す、繰り返させること、これは当社では実際に行っている取組みですが、効果的な気付きとなります。

因みに、この「振り返る」という当たり前のこともまた、「5S」の中には織り込まれていることにお気づきでしょうか。
「清潔」と「躾」のふたつの「S」の言葉の中に。

「振返り」は大事なことは誰もが知っていますが、意外と出来ていない困りごとでもあります。
振返るべき「基準や計画」が曖昧な中で日々の仕事に取組んでいるのですから、ある意味仕方ないことかもしれません。
逆に言えば、ここに「5S」の凄みがあります。
「5S」という「モノの見方・考え方」の中には全てが仕組まれているからです。
(改善・革新のどちらにも展開可能)

3、組織戦を仕組む大切さ
                                                    
地道な活動ですが、継続してやりきることで大きな成果が上がること請け合いなのが「5S」という「ものの見方・考え方」です。
ただし、これには条件があります。

企業には「存在目的」があり、その目的に向かうために「目標」が設定されます。
「目的」は「あるべき姿」であり、定性的に表現されるものです。
「目標」は「当面のあるべき姿」であり、定量的に表現されたものと言えます。
そう、果て無き「目的」に達するための道しるべ、それが「目標」であり、「目的」と「目標」を繋ぐための結節点として「経営戦略」が存在すると考えられます。

故に、企業が取組む全ての活動は「経営戦略」にリンクします。(より正確には、リンクさせるべきです。)
「企業体がその経営目的を達成するための施策・方策全般」
そして、「5S」という「ものの見方・考え方」を活用する真の目的は、会社の収益改善と風土や文化などの変革にあります。 
激しい外部環境の変化の中で企業が生き残るのに必要なのは、
【外部環境に適応すること】
のではなく、
【外部環境に適応し続けること】
なんですから。

故に、組織戦が必要不可欠なのです。
組織のトップの率先垂範による方向性の明確化と、鳥の目・魚の目・虫の目による変化点の把握に合わせた軌道修正がなければ維持もできません。
トップがどこまでご自身の想い、会社のあるべき姿を会社全体に浸透させる努力無くして、ましてや向上させることは不可能な取組みということです。
「基準(目指す姿・あるべき姿)を示す」→「気づかせる」→「継続させる」→「習慣化を図る」、ここまでして初めてボトムアップの効果が出てくる、気の長い活動であることを忘れないでください。

繰り返しになりますが、「5S」には、「清潔」と「躾」という仕組み化のプロセス、良しが織り込まれています。
しかし、それは「経営戦略」として落とし込まれなければ機能しません。
その「経営戦略」、即ち「企業体がその経営目的を達成するための施策・方策全般」を抽出するための処方箋が「5S」なのです。

組織として常に基準を更新し続けること、その訓練と知見が外部環境の変化にいち早く気づき、確実に対応する力となります。

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇(かたき)は敵なり」

環境変化に立ち向かうための「経営革新」に取組むためには、最低限「人」がいないと始まりません。
そして、「人に仕事を付ける」型から「仕事に人を付ける」型に変えなければ変化点に耐え得る「人」は育ちません。
この変化点は、組織戦への移行を意味します。

それこそが、企業の環境適応性を向上させる原動力になるわけです。

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