2020/08/04
学びの本質
今期は、継続支援させていただいている企業様よりこれまで以上に管理職研修を含む各種社内教育のご要望が増えてきております。当社の経営改善支援は、仕組み改善による月次ベースでの黒字化確保を行った後にその状態を維持向上させるための定着を促すための取組みへと繋げることが基本パターンであるので、ある意味当然なのかもしれませんが、教育と訓練の重要性に経営者が気づいてくださったことも大きいように思います。基本、多くの企業は創業以来独自の仕組みを構築しながら成長しますが、外部環境の変化でそれが機能不全に陥った結果、窮境に陥ることが少なくありません。この状況から抜け出すためには、外部の客観的視点からの現状分析と、各企業の状況に合わせた治療が効果的であることはある
味当然ですが、この時障害となるのが「こちらが伝えたいことと相手に伝わること」のギャップです。前述の通り、基本的に各社はそれぞれの歴史から構築された判断基準があり、この基準の更新が最も困難だからです。これを克服していただくためにも、新たな学びが必要となってくるのです。当社の場合は最も重要視しているのは『5S』というものの見方・考え方をベースとした判断基準です。これは多くの優れた製造業が長い時間を掛けて練り上げてきた考え方であり、業種業態に縛られない優れた基準と言えるのではないかと考えておりますが、それだけに使いこなすには正しい教育と継続的な訓練が欠かせません。ICT・AI等技術革新には目を見張るものがありますが、どこまで行っても企業を動かすのは人です。【温故知新】で
ありませんが、先達が積み上げてきたものをきちんと理解した上で自社に合った形で取り入れること、積み上げられたものを無駄にせず、着実に使いこなしながら次に伝えることが学びの本質ではないかと思う今日この頃です。
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