2020/10/08
やらなければもったいない! 『儲けるための5S』のすすめ 第四話
今回は、『5S』のひとつめの目的である、『売上を増やし、コストを下げること』に対する四つの効果のうちのふたつめ「経営革新のための戦力の確保」についてお話します。
日々の業務に追われて、なかなか新しいことに取り組むことができないというのが皆さんの実感ではないでしょうか。
もちろん、ひと・モノ・設備等に十分な余裕を持つということは過剰投資を行うことと同じであり、経営的には厳しいところです。
しかし、仕事に対するキャパシティ(製造でいうところの加工能力)というものは決して固定的なものではありません。
つまり、現有戦力からでも捻出することが不可能ではないということです。
一説によると、真に価値を生む正味作業は仕事全体の10~15%程度であり、そのほかに価値は生まないが現状では仕方なく行っている作業、そしてムダが大多数を占めていると言われています。
私自身も作業を動作レベルまで詳細に分析して仕訳を行ったところ、何度やっても同じような結果になりました。
ここに、「5S」の優れた効果が有効に働きます。
1、整理することで、いらないものがなくなります。=場所が空きますし、管理工数も減ります。
2、整頓することで、探す、迷う、取り置きや持ち替えなどの動作のムダが減ります。
3、清掃することで、設備を含めた現場の異常にいち早く気づくことができます=保全の第一歩
4、清潔 整理整頓清潔された状態を維持する=維持できる仕組みを構築することに繋がります。
5、躾 決めたことを守らせる=守れるように、やりにくさを常に見直すことに繋がります。
これらを進めていくことで、あたかも仕事の顔をして紛れ込んでいたムダが顕在化され、結果的に新しいことにチャレンジする戦力の確保に繋がる訳です。
ひとつひとつの取組みは小さいけれども効果は絶大、是非ともチャレンジしてみていただきたい所以です。
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