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2022/08/24

経営改善:原価の定期的なチェック

売上高-売上原価=売上総利益(粗利)
ビジネスに関わる方でしたら、至極当たり前の式です。
では、この式から導かれる売上総利益(粗利)とは何か?と聞かれると、やや怪しくなるようです。
困ったことに、経営者の方でも、知識としては持っているけど腹落ちしている方は意外と少ないように感じます。
自社が提供しているサービス(この場合は製品・商品等も含みます。というか、品質の良い製商品を適正価格で提供することがメーカーや卸にとっては本来のサービスです。)がどれだけの価値であるかを図る指標です。
俗にいう、付加価値ですね。
付加価値が高ければ売上高総利益(粗利)は高くなりますし、低ければ当然のことながら低くなります。
売上を構成するサービスの最低単位、即ちメーカーや卸にとっては製商品のアイテム単位の売価から原価を引いたものの総和とも言えます。
要は、自社が提供しているサービスの価値とも言えます。
しかし、約30年間続いてきたデフレは、この価値に対する基準を大きく棄損してしまったように思えます。
少しでも競合他社より安く、が唯一の付加価値となっていないでしょうか。
しかし、コロナ禍や地政学的な変化による原材料や燃料関係の高騰の中、この「安く」に拘ることは自社の利益を削る行為であることと認識する必要があるのではないでしょうか。
そして、自社の提供する付加価値、自社の強みをもう一度振り返っていただきたいと切に願います。
約30年間続くデフレの中でも、厳しい事象は多々発生しております。
2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2020年から現在まで続くコロナ禍等枚挙に暇がありません。
しかし、社歴15年以上の企業はこれらの激震を乗り切っているのです。
それは、各企業に独自の強みが存在するということです。
それは、「安さ」だけではないはずです。
「安さ」だけに囚われ続けていると、自社の継続性すら危ぶまれるのがこれからの経営環境です。
売上高-売上原価=売上総利益(粗利)=付加価値
もう一度ビジネスの原点に立ち戻ることが望まれます。

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