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2022/09/21

経営改善:数値と行動

会社内には色々な数値データがあります。
規模の大小に関わらず、実績データという名前の数値は日々積上げっていくものです。
そして、数字に基づいた経営の必要性という言葉もよく聞きます。
常々不思議に思うのは、現状を正しいとして蓄積した数字データからどのように経営改善のネタを見つけるのか?ということです。
無論、過去の数値から明らかに乖離した数値がでれば、それは異常でしょう。
決算数値分析を、過去3年~5年程度並べながら数値の推移を確認することは確かにあります。
まあ、多くの企業ではこのような数値分析さえできていないのが実態かも知れませんが、ここには大きな問題が隠れています。
決算が確定するのは期末の2~3ヵ月後、月次ベースでも締められた1~2か月後、要はかなり過去の結果値に過ぎないということです。
また、数値とは企業内の活動の結果を共通のモノサシ(判断基準)に翻訳したモノとも言えますが、数値自体を直す(弄る)ことは出来ないという当たり前の事実を多くの経営者が認識していない点も困りものです。
活動の結果、即ち企業毎の仕組みに基づいた活動の積上げが数値という代用特性値に集約されているのであり、多くは実績の積上げに過ぎないということです。
本来、直すべきは仕組みと行動、それには(当面の)あるべき姿という基準を持った上で、その基準に対して実績を評価するための数値が必要なのですが、正しい評価基準がない(曖昧な)状態で実績値を検証しようとして、逆に問題を見え辛くしていることが多いことに気が付いているでしょうか。
特に変化点の多い昨今、古い基準が使い物にならなくなっているにも拘らず、実績値を積み上げて良かった悪かったと騒いだところで、本来取組むべき課題は見えてきません。
生き残りを掛けた激変期の今、基準の更新が切に望まれます。

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