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2022/11/22

経営改善:利益と現金と借入

30年に及ぶデフレの時代が終わりを告げ、環境激変期に突入しました。
事業環境も大きく変わり続けています。
その中で、もうひとつの大きな変化があるかも知れません。
低金利の終焉、というか金利が上昇局面に入るという変化です。
ビジネスとは、先に投資が発生して、後からそれを利益で回収する。
その利益をまた投資して、利益を増やして投資規模を拡大することで成長していく訳です。
その成長過程においては、金融機関等からの借入が必要不可欠です。
しかし、当たり前ですが借りたお金には金利が掛かります。
ここまでは損益計算書(PL)上に反映されます。
その上で、借りたお金は返さなければなりません。
これが元本返済であり、こちらは貸借対照表(BS)やキャッシュフロー計算書に反映されます。
当たり前のことですが、借りる時に、金利+元本返済まで考慮して自らのビジネスモデルを検証する必要があるということです。
金融機関もビジネスですから、貸すときはハードルを下げてくれるかも知れませんが、返す段階ではハードルを上げざるを得ません。
金利を払って、きちんと利益及び現金が積みあがるかどうか、意外と甘い前提でスタート、後に苦労する例が多いように思われます。
その上で、金利が上がるとどうなるでしょうか。
世界中で、インフレ抑制のために金利が上がっています。
コロナ禍での対策にお金をばらまいた結果の景気過熱を冷ますのが目的でしょうが、歴史的に経済を人間がコントロールし切れた例はないように思われます。
下手をすると景気後退が起こりかねません。
その上で金利が上がると利益を削られる、それにも備えなければならないのです。
その為にコストを削る?
それもまた選択肢の一つであることは否定しませんが、その前にやるべきことがあります。
ビジネスモデルの棚卸です。
そして、自らのビジネスの強みに経営資源を集中投下して収益性を上げることです。
ホームランを量産できれば苦労しませんが、そうは問屋が卸してくれないのが現実です。
しかし、現状でも戦いようがある企業は多いと思います。
それでも、戦力の分散の愚に陥っている会社は意外に多いものです。
これは、取扱いアイテム数や取引先と得意先の整理不足も当てはまります。
陳腐な表現ですが、経営者は魚の目で世の中の流れを感じ、鳥の目で俯瞰し、虫の目で社内の仕組みを点検-更新する、これが最も大切な役割ではないでしょうか。

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